SC-302Bセンサーコネクタ「人」と「環境」を同時に見守る新しいセンシング
2026年9月8日
高齢化や一人暮らしの増加、介護・医療現場の人手不足など、私たちの社会には「人を見守る」ことがますます重要になっています。SC-302Bは、弊社の非接触バイタルセンサーをネットワークにつなぐ「親機(ゲートウェイ)」として、5秒ごとに取得したバイタルデータをAWS IoTへ送信します。脈拍や呼吸などの身体情報を継続的に把握することで、在宅、介護施設、病院などにおける「非接触の見守り」を実現します。しかし、SC-302Bの価値はバイタルデータだけではありません。SC-302Bには、CO₂センサーと温湿度センサーも内蔵されています。つまり、一台のSC-302Bで「人の状態」と「部屋の環境」を同時に把握することができます。
特にCO₂濃度は、室内の換気状態を知る重要な指標です。さらに、部屋の大きさや換気条件などを考慮してデータを解析することで、**「その部屋に人がいるのか、いないのか」「人がいる場合にはおおよその人数はどの程度なのか」**を推定するための情報として活用できます。例えば在宅介護では、普段生活している部屋のバイタル情報とCO₂・温湿度情報を組み合わせることで、「人の状態」と「生活環境」の両面から見守ることができます。
介護施設では、夜間の巡回負担を軽減しながら、入居者の異変や居室環境の変化を把握することが期待できます。また、病院や医療・福祉施設では、患者・利用者の状態だけでなく、室内環境の管理にも役立ちます。さらに将来的には、複数のSC-302Bから集めたデータをAIで解析することで、「人がいる」→「バイタルに変化がある」→「室内環境にも変化がある」といった複数の情報を組み合わせ、単一のセンサーでは分からなかった状況を推定できる可能性があります。
SC-302Bが目指しているのは、単にデータを測ることではありません。人の健康状態、生活状況、そして生活する環境をデータで見守り、必要な人に必要な情報を届けること。それによって、離れて暮らす家族の安心、介護スタッフの負担軽減、医療・介護現場の業務効率化、そして高齢者が住み慣れた場所で安心して暮らせる社会の実現に貢献します。
SC-302Bは、「人を見守るセンサー」から「人と環境を見守るIoTプラットフォーム」へ。
バイタル、CO₂、温湿度という異なる情報を一つにつなぎ、AI・クラウドと組み合わせることで、これからの在宅医療・介護・見守りを支える新しい社会インフラを目指します。
人を見守る。
そして、暮らす環境も見守る。
SC-302B センサーコネクタ
非接触バイタルセンサー × CO₂ × 温湿度 × AWS IoT
一台から始まる、新しい見守り。
テクノロジーで、大切な人の「いつも」を支えたい。
3つのデータを取得し、クラウドへ

非接触バイタルセンサー
脈拍・呼吸・血圧・体温(ハイブリッド)

CO₂センサー
歓喜状態・在室状況の推定
(人数の推定にも活用)

温湿度センサー
室内の温度・湿度
(熱中症予防・快適性の管理)
SC-302Bセンサーコネクタ
ゲートウェイ機能
5秒ごとにデータを送信
クラウドに集約・蓄積
AIで解析
さまざまな場所で、さまざまな人に

在宅
家族が離れていても安心を確認

介護施設
夜間巡回の負担軽減
入居者の異変を早期発見

病院・医療施設
患者の状態と環境を継続的に把握

その他の施設
独居の方、休憩室、作業場など幅広い応用が可能
-
CO₂センサーで「人の存在」を捉える

CO₂濃度は、人が呼吸することで上昇します。そのため、室内のCO₂濃度の変化を継続的に観測することで、部屋に何人いるか?何人程度いるか?換気が十分に行われているのか?といった情報を推定できます。
※人数推定の精度は、部屋の広さ、換気量、滞在時間などの環境条件によって変わります。
-
AIで、もっと高度な見守りへ
SC-302Bから集まるデータをAIで解析することで、単なる「測定」から「予測・通知」へ。
複数の情報を組み合わせて、異常の早期発見や変化の予測が可能になります。
例えば
- 呼吸状態の変化
- 長時間の滞在
- 室温の上昇
- 在室人数の増加 など
SC-302Bがつくる、5つの安心

健康の安心
バイタルの変化を早期に発見し、重症化を防ぎます。

生活の安心
離れて暮らす家族もいつでも見れます。

介護の負担軽減
夜間巡回の軽減などスタッフの負担を軽減します。

業務の効率化
患者・利用者の状態と環境を一元管理できます。

持続可能な社会へ
高齢者が住み慣れた場所で暮らし続けられる社会を支えます。