センサー事業部、新たなチャレンジへ
2026年9月11日
― 13年間の実績を礎に、非接触バイタルセンサーを「より多くの人へ」 ―
2013年、私たちはゼロから「非接触バイタルセンサー」の開発・販売に挑戦しました。当時、電波を利用して、人に触れることなく「脈拍」や「呼吸」を計測する技術は、まだ一般には馴染みのないものでした。「本当に電波で人の状態を測ることができるのか。」そんなところから始まった挑戦でした。それから13年。私たちは製品の開発、改良、そしてお客様への提供を積み重ねてきました。これまで大きな製品不良を発生させることなく、非接触バイタルセンシングという技術を社会に届け続けてきたことは、私たちにとって大きな財産です。
大きな転機となった2018年
2018年には、パナソニック株式会社様の「あんしんエアコン見守りシステム」に私たちのルームセンサーが採用され、約4,000台の販売につながりました。また、保育園における0歳児の睡眠中の事故対策にも採用され、やはりルームセンサー約6,500台を販売する実績を積み重ねることができました。そして現在までの累計販売台数は、約36,000台に達しています。これは、私たちだけの力では決して実現できなかった数字です。これまで製品を採用していただいたお客様、販売パートナーの皆様、そして私たちの技術を信じていただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
しかし、私たちはここで満足していません。13年間で約36,000台。一方で、年間平均にすると約2,770台です。私たちは、この数字を「十分な成果」とは考えていません。なぜなら、非接触で人の脈拍や呼吸を測定できる技術には、まだまだ大きな可能性があると考えているからです。
- 高齢者の在宅見守り
- 一人暮らしの方の安心
- 介護施設での見守り
- 医療・ヘルスケア
さらには、これまで私たちが想像していなかった新しい分野へ。もっと多くの人に、この技術を届けることができるのではないか。私たちは、そう考えるようになりました。
2026年、新しい販売戦略へ
そこで今年、私たちは心機一転、これまでとは異なる販売戦略に挑戦します。高性能なセンサーを必要とするお客様にとって、初期導入費用が大きな負担になることがあります。特に私たちが注目しているのが、在宅見守りサービスです。
- 離れて暮らす家族を見守りたい
- 高齢者が一人で暮らしていても、安心できるようにしたい
そんなニーズに対して、非接触バイタルセンサーをもっと身近な存在にしていきたいと考えています。
「36,000台」から「その先」へ
私たちが目指しているのは、単にセンサーの販売台数を増やすことではありません。13年間かけて培ってきた非接触センシング技術を、より多くの人の「安心」や「健康」に役立てることです。そのためには、製品を作るだけではなく、「導入しやすい価格」、「継続して使いやすいサービス」、「AIやクラウドとの連携」、「在宅・介護・医療分野への展開」など、新しい発想が必要だと考えています。
これまで36,000台。
これからは、その一桁上、二桁上を目指して。
2013年にゼロから始めた私たちの挑戦は、2026年、新たなステージに入ります。
非接触だからできること。
非接触だから届けられる安心。
私たちは、これからも非接触バイタルセンシングの可能性を追求し、より多くの人の暮らしに役立つ技術へと育ててまいります。
今後のセンサー事業部の新たなチャレンジに、ぜひご期待ください。


